平成26年10月25日 朝日新聞より
Tooth Contacting Habit (TCH)とは、歯の接触癖と訳されています。
一般的には、口びるを閉じていても上下の歯はわずかな隙間を残しています。
そのため、歯をくいしばったりした時に上下の歯が強い力で接触しても短い時間で終了します。
ところが歯の接触癖がある人の場合、弱い力で長時間上下の歯が接触することになります。
この長い時間弱い力がかかることにより、歯が割れたり、歯周組織に負担がかか歯周病が進むことや顎関節症、咀嚼筋の痛みの原因になったりします。
原因不明の痛みがある場合は、TCHの可能性もあると考えておくと良いと思います。