いつまでも素敵な笑顔で

下依知歯科医院　治療方針のご案内の⑤より

⑤治療終了がゴールではありません

当院は、むし歯や歯周病が治ったら、それでおしまいとは考えません。「痛くなってから歯医者さんに来る」の繰り返しでは、お口の中がボロボロになっていくだけです。そうならないためにも、3ヶ月に1度（頻度は患者様によって違います）は当院で予防のクリーニングを受けてください。そうすることで、長くお口の健康が保てます。

もう少しわかりやすく説明します。

むし歯も歯周病もお口の中の細菌が原因の一つになっています。みなさんもご存知だと思いますが、この細菌をゼロにすることはできません。細菌のなかには、良い細菌と悪い細菌、どちらでもない細菌がいます。いろいろな細菌が複雑に影響しあって健康なお口の中の状態が保てます。

歯磨きをしっかりやっていても磨き残しが発生します。この磨き残しをエサにしてあまりよくない細菌が増えてくると、むし歯や歯周病が少しずつ進行していきます。

このため、治療中はむし歯や歯周病の進行をおさえる専門家の歯科衛生士が、歯磨き指導や機械を使っての歯の表面の清掃を繰り返し行っています。

そうして、治療が終了したときはお口の中が最高にきれいな状態になっています。

この最高にきれいな状態は、残念ながら毎日食事をして歯磨きを教えられた通りにきちんとやっていても1ヶ月経つと細菌の塊（プラーク）がつき始め3ヶ月ぐらいで歯石になって歯ブラシでは取りきれない状況になってきます。

このときには、歯肉の炎症である歯肉炎や初期のむし歯になっている可能性が高くなります。このタイミングでむし歯や歯周病の進行をおさえる専門家である歯科衛生士が歯磨きのチェックや歯の表面の機械的清掃を行うと、治療終了時の最高で最良のお口の中の健康状態が再現できるのです。

そうすることが最も貴重な時間とコストをかけずに長くお口の健康が保てるコツとなります。

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